私のサイトのリビルド(再構築)によって起きたSEO評価の変化
私のサイト(A_design7.com)は、もともと商工会議所等で名刺交換をした方に、ビジネスパートナーとして私という人間を深く知っていただくための「信頼の受け皿」として構築していました。
一つひとつ言葉を紡ぎ、内容や表現を丁寧に推敲し、約6ヶ月という時間をかけて言葉の質を蓄積し、Googleに「ビジネスの実体がある、信頼に足るサイトである」と理解させることには成功していました。
そんな中、今回実験的に試みたのが「AIによるサイト・リビルド(再構築)」です。
当初は「静的サイトをAIでどこまで爆速で作れるか」という純粋な興味から始めた試みでした。しかし、その結果は当初の意図を大きく凌駕するものでした。
あまりに興味深いSEOの反応が出たため、こうして第2弾のコラムを書くことにした次第です。今回のデータ分析をサポートしてくれたGeminiは、この結果をこう表現しました。
「Googleという巨大なシステムを、力技でねじ伏せ始めた瞬間ですね」
なんだか、ずいぶんと格好いいことを言ってくれます。「力技」なんて言葉をチョイスするセンス、嫌いじゃありません(笑)。
ですが、疑い深い私はそう簡単にAIの甘言には乗りません。AIはいつだって、あざといほどに褒めてきますからね。
そこで、この「力技」が単なるお世辞なのか、それとも動かしがたい事実なのか。多方向からデータを検証し、徹底的にファクトチェックを行うことにしました。
※あらかじめお断りしておきますが、 SEOに「絶対」はありません。
今回の結果はドメインの運用履歴、外部メディア(商工会議所マッチングサイト)への動画露出によるサイテーション、そしてAIによる構造化が噛み合った「初動」の記録です。
【データ検証】10日間で起きたSEOの初動
① 検索エンジンの「再認識」スピード
【図1】Figure 1: Session Trends by Channel(チャネル別セッション数の推移)
分析:
「合計表示回数」が23日を境に垂直に立ち上がっています。これは、AI×リビルドによる内部構造の最適化に加え、タイミングを同じくして「船橋商工会議所マッチングサイト」への動画掲載という強力な外部シグナル(サイテーション)が重なった結果です。
Googleが「地域におけるビジネスの実体」を外部メディアで確認し、同時に自社サイト側で「その正体」をAI要約によって迷いなく理解した。この内と外からの同時アプローチが、通常数ヶ月かかる検索圏内への露出を、わずか10日という短期間で呼び込む契機となりました。
②SEO最難関キーワードでの露出実現
【図2】Figure 2: Search Impression Trends(リビルド後の検索露出の初動推移)
分析:
注目すべきは、表示されたキーワードの「質」の変化です。 これまで6ヶ月間、どれほど言葉を尽くしても「入り口」すら見つからなかった「船橋市 seo」「船橋 ホームページ制作」といったキーワードで、ようやくインプレッション(表示回数)が発生し始めました。
(これまでは指名検索※A_design7.comと入力したらサイトが表示される状態では1位を獲得していましたが、上記の最難関キーワードでは、一切インプレッションが発生しませんでした。)
具体的な順位でいえば、まだ70位〜100位台。検索結果の7ページ目や10ページ目で普通に探してもまず誰の目にも触れることのない、いわば「圏外」に近い場所です。
ですが、AIという「翻訳機」を介したことで、Googleがようやく私のサイトを「そのトピックを扱う場所」として正しく認識し、表舞台の末端へと引き上げました。眠っていた3,000文字の情熱が、ようやくスタートラインに立った瞬間です。
もちろん、これはAIだけの力ではありません。地域に根ざした『商工会議所マッチングサイト』という信頼ある外部メディアからの後押し(サイテーション)があったからこそ、Googleも迷うことなく私のサイトを評価の土俵に上げることができたのだと考えています。
外部の信頼と、内部の構造化。この両輪が噛み合ったとき、サイトのフェーズはこれほどまでに劇的に変わるのです。
③「ただ表示されただけではない」ことの証明
図3:該当記事の平均エンゲージメント時間(GA4レポート画面)
図4:該当記事のスクロールイベント発生数と読了率(GA4レポート画面)
分析:
SEOで「入り口」を広げた先に、何が起きたか。それを証明するのがこれらのデータです。
Webの世界では『アクセス数』ばかりが注目されがちですが、私が大切にしたいのはその中身です。
図3の通り、まだ公開直後でアクティブユーザー数の母数はごくわずかですが、ページ全体の平均エンゲージメント時間は「45秒」を記録しています。一般的なWebコラムが最初の数秒〜十数秒で秒速離脱されやすい傾向にある中、この段階で45秒という平均値を維持できているのは、まずは最初の関門をクリアできた目安になります。
さらに、その中身を深掘りするためにスクロールデータを検証しました(図4)。
全体の表示回数39回に対して、ページの90%近くまでしっかり読まれたことを示す「scrollイベント」が20回発生していました。
もちろん、同一ユーザーが複数回スクロールしたケースも含まれますが、表示回数に対する発生比率は50%を超えており、3,000文字の長文が途中で離脱されず、非常によく読まれている(エンゲージしている)という足跡が残っています。
もちろん、これはまだリリリース直後の、分母が極めて小さい段階のデータです。今後アクセスが増えるにつれて、この数値が落ちていくことは織り込み済みです。
しかし、AIが整えた『読みやすい構造』と私自身の『伝えたい思い』が、初期に訪れてくださった方々へ、途中で途切れることなく届いたという事実は、「この設計の方向性で間違っていない」という、これ以上ない着実な出発点(手応え)になりました。
おわりに
誰もが時間に追われる現代ビジネスにおいて、他人の話をじっくり聞く余裕は失われつつあります。効率とスピードを求める人は、人に聞く代わりに「検索」で答えを探します。
自分の知りたいことや深い知見、さらには「実体験に基づくストーリー」や「AIが教えてくれない生の情報」が詰まったコンテンツであれば、3,000文字を超える長文であっても、人は隙間時間にしっかり目を通します。
相手の貴重な時間を尊重しながら、必要な時に質の高い情報を届けることができる。
それこそが、WEBサイトを作る大きなメリットです。
SEOが激変し、情報の海に飲み込まれやすい今だからこそ、大切なのは「どう設計し、どう届けるか」ということ。
わずか10日。
切り口一つ、設計一つで、サイトの景色はこれほどまでに変わります。
もし、あなたのビジネスの大切な「想い」がまだ誰にも届いていないと感じているのなら。
その「入り口」を、私と一緒に作り直してみませんか?
2026/5/20 追記
【SEOコラム③ AI×再構築から1ヶ月 SEO変遷のデータを分析!】
This article was written by Ai Sakata, representative of A_design7.com, on April 3, 2026.