WEB制作について
WEBサイト制作は簡単？！
最近、このようなフレーズをSNSでよく見かけませんか？
このフレーズ、本当です。サイト作成ツールが発達し、HTML・CSS・PHPなどの知識がなくてもWEBサイトを作り公開することが出来るからです。
しかし、制作ツールの選定に注意が必要です。
WEBサイト制作をお考えの方へ
A_design7.comでは、サイト運営をどのように行うかを明確にし、適切なプラットフォームを選ぶことをお勧めしております。
WEBサイトを制作・運営するにあたり、
- Jimdo/Wix等での制作
- WordPressで制作
どちらかを選んでいただきます。
どのツールを選ぶべきかは、運営体制やサイトの目的によって異なります。
以下、比較表です。
| 比較項目 | Jimdo/Wix等 | WordPress |
|---|---|---|
| 更新・運用のしやすさ | 直感的な操作が可能、高度な専門知識不要 | 運用には専門知識が必要 |
| デザイン性・機能性 | デザイン・機能の自由度は低い | デザイン・機能を自由にカスタマイズ可能 |
| コスト | 制作費用は安価・サイトにより月額料金が必要 | 制作費用は高めだが長期運用コストは低め（社内に専門知識を持ったスタッフがいる場合は月額料金は不要） |
| 拡張性（予約機能など） | 組み込める機能に差がある。追加料金が必要な場合が多い | プラグインで多様な機能を追加できる（無料だが更新などの管理が必要） |
| SEO対策 | 基本的なSEO機能は搭載 | カスタム設定ができ、SEO対策を強化可能 |
| サイト速度 | 提供元のサーバーで最適化済み | キャッシュ管理などでさらに高速化可能 |
| 保守管理 | 提供元の公式サポートが対応（電話対応などはプランのアップグレードが必要） | 社内に専門スタッフが必要、または制作会社と保守管理契約必須 |
結局どちらを選べばよいの？
初めてサイトを作る、会社や事業の「顔」として、名刺代わりにサイトを作るのであれば、WixやJimdo等で作るのも良い選択でしょう。
クライアント様の事業をある程度知っている方に、会社の概要をしっかり知ってもらいたい、という場合は、まずはこちらを選ぶとよいと思います。
操作がかんたんで、専門的な知識がなくても編集や更新ができるため、費用をおさえながら、少しずつサイト運営に慣れていくことができます。記事の更新や画像の入れ替えなども比較的簡単に行えます。
一方で、サイトを活用してビジネスを広げたい方や、積極的に情報発信を行いたい方には、WordPressへの移行がおすすめです。
WordPressは、デザインや機能の自由度が高く、SEO対策も行いやすいため、長期的に活用しやすいのが特長です。
ただし、アップデートや管理を怠ると不具合が発生するリスクがあるため、保守管理サービスの導入はほぼ必須です。制作費に加えて保守管理費用も視野に入れ、コストと効果のバランスを考慮して検討するとよいでしょう。
WordPressで構築したWEBサイトに保守管理が必要な理由
WordPressでは、多くの便利なプラグインが利用されています。これらのプラグインは非常に有用ですが、定期的なアップデートが欠かせません。その理由は主に次の2つです。
- プラグインに脆弱性があると、ハッキングの標的になるリスクがあるため
- WordPress本体や他のプラグインとの互換性を保ち、サイトの安定した動作を維持するため
実際、WordPressは世界的に圧倒的なシェアを誇ります。多くのサイトに使われているということは、攻撃対象にもなりやすいということです。
「ハッキングされるなら、WordPressで作らない方がいいの？」
そう思う方もいるかもしれませんが、実際には基本的な対策を徹底するだけで、大きなトラブルはほとんど防げます。
- 強力で推測されにくいパスワードの設定
- WordPress本体・プラグイン・テーマの定期的な更新
- 評判が高く、継続的にメンテナンスされている信頼性のあるプラグインの選定
これらに加えて、以下の追加対策も非常に効果的です。
- 定期的なバックアップ（万一のトラブル時に即時復旧が可能）
- 監査ログの記録（誰がいつ何を変更したかを確認できる）
- セキュリティプラグインの導入（ファイアウォール・ログイン制限など）
- SSL（HTTPS）化による通信の暗号化
ただし、これらをしっかり管理していても、サーバー側の障害や、ウェブ標準（W3Cなど）の仕様更新にテーマやプラグインが対応していない場合、思わぬ表示崩れや不具合が発生することもあります。そのため、保守管理体制の構築や専門家のサポートを含め、安心して運用できる仕組みづくりが重要です。
こうした運用面まで自社で対応することが難しい事業者様には、JimdoやWix等での制作をお勧めします。
サーバ管理やセキュリティ対応を提供元が整えてくれているので、管理・運用が比較的簡単です。
WordPressで構築されたサイトの適切な管理の重要性
WordPressで構築されたサイトは、メンテナンスを怠ると必ず不具合が発生します。
サイトが開かなくなったり、編集画面にログインできなくなったり、画面に英語のエラーメッセージが表示されたり…。
こうした問題が発生してから慌てて復旧できる会社を探しても、多くのWEB制作会社は即対応できなかったり、復旧費用が高額になることがよくあります。
これは、運用管理が適切に行われていないサイトの復旧には大きなリスクとデメリットが伴うためです。
以上のような理由からA_design7.comでは、
『WordPressでのサイト構築』をご依頼いただくクライアント様には、かならず保守管理のご契約も併せてお願いしております。
※JimdoやWix等で制作の場合はこの限りではありません。
A_design7.comのサイト制作費用
| Jimdo・Wix等での制作費用 | 90,000円（税抜き） ※最大8ページ ※3ヶ月間の無料サポート付き ※構成によって他の制作ツールも選択可能です。お気軽にご相談ください。その際の金額は、この限りではありません。 |
|---|---|
| サポート内容 | ・軽微な修正無料 ・Zoom / Teams 相談（30分〜複数回） ※適切な頻度でのご利用をお願いしております。 |
| WordPressでの制作費用 | 200,000円〜（税抜き） ※ページ数により、別途お見積りとなります。 ※3ヶ月間の無料サポート付き |
| 月額サポート費用 | 5,000円（税抜き） ※Jimdo・Wix等で制作の場合 ※こちらでの制作に限り『月額サポート無し』も可能です。 納品後3ヶ月を過ぎて変更や修正が必要となった際はその都度お見積りさせていただきます。 9,000円（税抜き） ※WordPressにて構築の場合 |
| 月額サポート内容 | ・サーバー管理、セキュリティチェックなど ・保守レポート、バックアップ対応あり ・軽微なITサポートサービス |
| 備考 | 詳細・調整はお気軽にご相談ください。 |
おわりに
これまで、制作されたまま管理されず放置されたサイトを数多く見てきました。そのようなことになるのは、サイトを作る側の責任も決して小さくないと感じています。
WEBサイトは「作って終わり」ではなく、継続的な運用こそが本来の価値を生み出します。
エーデザインセブンドットコムは、ただサイトを制作するのではなく、運用を通じて継続的な支援ができる存在として、しっかりと寄り添っていきたいと考えております。